笑う男再演行ってきましたレポ【2日目】

2日目は前日の夜更かしがたたり11時ごろ起床。バタバタと準備して劇場に着いたのは13時ちょっと前くらいだったかなと思います。

完全に余談ですが、韓国の改札って引っかかるとマジで全然駅員さんいなくて焦りませんか?今回ひとりで引っかかってめちゃくちゃ焦りました。このときほどひとり旅がつらいと思ったときはない。

で、解決法なんですが。改札の端っこにある、車椅子用改札の「HELP」て書いてあるボタンを押すとなんとかなるぽいです。よくわかんないけど。ていうかこの車椅子用改札の扉、もしかして元からロックされてない?通ろうと思えばそのままタッチせずに通れちゃうのでは…?

あとこれも余談ですが、棒3本タイプの改札(韓国行ったことある人なら通じると思う)をキャリー引いて通らなきゃいけないとき、この車椅子用改札を通ると超楽チンという知見を得ました。


この日は前日、いきなりEMKのインスタで明日からポストカード出すよ〜との告知があり、劇場に着いたときにはもうすでにすごい人。完全に出遅れました。

このポストカード、そのキャスト出演の当日のみしか買えないんですよ。つまりスホさんのが欲しかったらスホさんの出演日を狙うしかなく、キュヒョンさん出演日についでにスホさんも…とか、その逆もできないんですね。

しかもその日のチケットの提示が必須です。このチケットも、インターパークやメロンの予約画面を印刷したものではもちろん駄目で、ちゃんとしたチケットじゃないと買えません。なのでチケット引き換え列と、その後物販列とふたつの列に並ぶ必要があります。結構厳しいね。

私はこのチケット現品必須を知らず、並んでる途中にやっと気づき、焦ってチケット引き換えるも時すでに遅し…。開演直前まで粘りましたが、やっぱり間に合いそうもなく、泣く泣く諦めました。もうちょっとちゃん調べてれば…私の馬鹿…と思いつつ、明日もあるし、ということで。

このポストカード、幕間と終演後でも買えます。が!終演後の販売は、終わってから15分間のみ。15分間のあいだに列に並んだ人、とかではなく、きっかり15分間しか販売してくれません。15分すぎたら、いくらレジ前に居ても駄目。厳しいね…。私も終演後チャレンジしたんですが、並んでるうちに時間が来てしまい、ここでも買えず…。翌日のリベンジを誓いました。


前置きが長くてすみません。本編の話します。

ポストカードを諦めて駆け込んだ2階席、とても眺めがよい!

いつもは絶対近い方がいいんですが、今回は複数回入れるので、いろんな角度から見たいなと思い2階席も選んだのでした。やっぱり傾斜があると眺めが全然違いますね。なにより全体が見渡せるのがいい。

隣の韓国の方が一脚付きのすごい大きさの双眼鏡を持っており、なにそれ天才じゃん…と思いました。でも持ち歩くの大変そうだな。


18日マチネのデアはカン・ヘインさんでした。ヘインさん、とにかく小さくてかわいらしい…。それに細い!二の腕とか棒でした。棒。ちょっと力を入れたら折れちゃいそうだった。それなのに歌声は力強く、声量がものすごいんですよ。あの小さな体のどこからあんな声が出るのか心底不思議でした。ミュージカル俳優ってすごい。

あとこの日は念願のシンシアナ回で!シン・ヨンスクさんのジョシアナまじでめちゃくちゃ大好き。

Monster in me、もの凄かった。ほんとに。どうしてあんなに力強く歌えるんだろう。どうしてあんなに長く音を伸ばしたあと、息継ぎもせずに次のフレーズに繋げられるんだろう。凄すぎて鳥肌止まりませんでした。この歌詞のこの部分のこの歌い方がすごい!とか言えたらいいんですが、私は韓国語力がゼロなのでうまくお伝えすることができなくてもどかしいです。

この曲に関してはシン・ヨンスクさんの歌唱でプレスコールにて披露されてるので、探して見てみてください。でも絶対生で見たほうが迫力が全然違うからな〜!みんなに見てほしいな〜!私はヨンスクさん目当てでまたエリザベートの再演あったら絶対行こうと思ってます。

カテコでもヨンスクさんのときの盛り上がりが凄まじく。スホペンの一体感に笑ったし、わかる〜となりました。スホペン、えこひいきしがち。


2階席は眺めがよく、従者に囲まれて生着替えするスホさんも双眼鏡ごしにしっかりばっちり拝むことができました。初演のときは逆に恥ずかしくて見れませんでしたが、EXplOrationのBeen through を経た私にもう恥ずかしいものなどなにもない。でもあの場面みんな手元の双眼鏡持ち上げるからなんか安心します。

この場面を観てて思ったんですが、スホさん、やっぱり飛び抜けて顔がいい。そして華奢。

スホさん、4人ほどの従者に四方を囲まれるんですね。周りの方も役者さんでいらっしゃるので、わりと整った顔の方が多いんですが、スホさんの顔の良さったらも〜〜〜非じゃない。びっくりした。えっ!?こんな骨格から違う!?て思った。普段EXOとかいうスーパー顔よすぎ軍団に囲まれてるから麻痺しがちなんですが、やっぱり飛び抜けてました。

華奢っていうのは私がスホさんかわいいかわいいタイプのファンであるというフィルターかかってるのはあると思うんですが、なんか、違うんですよ。周りの男性の役者さんと。なんだろう…これもやっぱり骨格なんですかね。背丈も同じくらいのはずですし、スホさんの腹筋がバキバキなのも、二の腕が顔くらい太いのもわかってるんですが、なぜかやっぱり小さくかわいく見えてしまう…。

あとこの場面、寝巻きの胸元のスリットが初演より明らかに深くなっててありがとう…と思いました。貴族になって調子乗りまくりのミョンプレイン、かわいすぎて何回見てもニコニコしちゃう。


最後の場面、デアが死んでしまったあとの、あの痛いほどの沈黙がたまらないですね。舞台上はもちろん、観客席まで、呼吸することすら許されないほどの沈黙。そしてそれを破るグウィンプレインの悲痛な歌声。最初のささやくような、苦しそうな歌声が忘れられないです。

昨日も同じものを観たはずなのに、また気づいたらボロボロに泣いていました。そして案の定、カテコでもボロ泣き。

日替わり演出があるわけでもないのに、なんでこんなに毎日ひとの心を震わせるものを提供できるんですかね?ミュージカルに関わる人って本当にすごいですね。なにもミュージカルに限らず、ですが。


終演後は、ポストカードチャレンジに参戦するも惨敗。その後、前日たまたま隣になった日本の方と落ち合いました。

マチネだから時間もあるし、とりあえずフォトスポットで写真撮ろう!ということになったのですが、なんとびっくり。1時間並びました。みんな終演後だから時間を気にする必要がなく、結構のびのび写真撮影するんですね。だから1組あたりの時間が長くて…。終演後に撮ろうと思ってる方は要注意です。でもソワレもはじまって、人気のないホールで悠々と写真撮影ができたのはとてもよかった。


その後は晩ごはんを食べに薬水駅へ。空港からの移動以外ではじめて漢江を渡る。

ほんとはセジュンが行った焼肉のお店に行きたかったのですが、ものすごい人数が待っていて諦めました。韓国のウェイティングボード、名前と一緒に電話番号を書くシステムになっていて、順番が来ると店員さんが電話で呼び出してくれるシステムっぽいですね。なにそれ天才じゃん…(本日2回目)。

そこのお店は諦めて、2、3軒となりのプルコギ店で晩ごはんとなりました。プルコギ、いつもあらかじめ焼かれたものしか食べたことがなかったので、本物じゃん!とめちゃくちゃ感動しました。普通のチェーン店だったけど。


帰りに駅ナカのネイリパでスホさんの宣伝してたアイシャドウを購入するなどしました。ほんとは全然買うつもりなかったんですが…見かけたらつい…。でも色味超かわいいし買ってよかったなって思います。早く使いたいな。


22時ごろには解散し、ホテルへ。

この日は翌日のポストカードチャレンジに備え早めの就寝となりました。

3日目に続きます。