2020年5月4日について

ついに来てしまった…今日という日が……。

たかが兵役ごときでこんなブログ書くの、自分でもどうなんとは思います。だけど自分の心の整理をしたいのと、今日という日に私がなにを思って、なにをしたのかを残しておいてみたくて。絶対あとで見返して恥ずかしくなるんだろうな。

なので今回も100%自分向けです。読まなくていいです。でも同じだな〜って人がこの世にひとりでもいたら嬉しいので、一応個人的なメモとかではなくて、ブログという体裁を選びました。

 

EXOはわたしの初めてのアイドルでした。

もとからオタクではあったけど、いろんなジャンルを通ってきたけど、こんなに夢中になって、こんなに長い間「好き」の時間が続いているのはEXOが初めてです。

2015年くらいから好きになったわたしは、全然古参とは言えないし、かと言って新規でもない中途半端なオタクだけど、この5年間ずっとずっと楽しかった。

はじめはディオの顔と歌声を好きになって、みんなのことを覚えて、初めて行ったコンサート(ディウム、もう3年以上前なのやばくないですか)でスホさんのあまりの綺麗さにびっくりして、その日からスホさんの画像をずっと保存し続けた日々、まだ全然昨日のことみたいに覚えてます。

 

去年シウちゃんとディオが立て続けに兵役に行って、その日からずっとずっと覚悟はしてたけど、いざこう、発表があると、ああ……となりますね。正直めちゃくちゃしんどいです。

今年入ってからもずっとじりじり真綿で首を絞められてる感覚で、そういう意味ではちょっとすっきりしてるかもしれません。

月が変わるたびにたびドキドキして、だから正直、この日も予想はしてたんですよね。発表あるとしたら5月最初の月曜だろうなって、思ってはいました。後出しジャンケンなのであんまり意味はないですが。

ツイッターでニュースサイトのリツイートを見た瞬間、もう笑っちゃうくらい動悸がすごかった。手、震えるんだ〜て思いました。涙が溢れるとかではなかったんだけど、ずっといやな動悸が止まらなくて、仲良い友達から連絡来たときに気づいたら泣いてて笑っちゃった。

まさか泣くとは思わなくて…ディオのときは泣かなかったし。でもダメでしたね。笑っちゃうな。

ディオのときにそんなにダメージがなかったのは、まだスホさんもいて、EXOのグループとしての活動もいっぱいあったからなんですよね。

コンサートもあって、カムバもしてくれて、ミュージカルも、ソロアルバムもあって。

だから全然さみしさを感じる隙もなくて、もちろんときどきどうしようもなく会いたくなる瞬間はあったけど、でもスホさんがいたから、全部大丈夫になれたんだなって今痛感してます。

 

わたしは結構自分を痛めつけるのが好きなので(突然どうした?)今もスホさんの記念すべき1stソロアルバム「self portrait 」を聴きながらこれ書いてるんですけど、なんかこんなにたくさんのものを残してくれて、それに報えないのが悔しくてつらいな〜。

やっぱり会いたかったなって思います。最後にファンの声を直接伝える機会があったらよかったのにな。

それでもわたしはめちゃくちゃ運がよかったと思っていて、それは今年のはじめに웃는남자を見に行けたからなんですけど。でもソロコンやって欲しかったな〜〜〜。ペンミ、ああいう形でもやってくれたのすごくありがたかったし楽しかったんですが、やっぱりファンに囲まれてほしかった…そこにわたしはいなくてもいいので…。

 

スホさんは待ってる間も幸せなのが愛だよって言っていたけど、正直、もう全然わかんないです。2年後の自分がどこでなにをしているのかなんて。

だって誰が2020年がこんなことになってるって予想できましたか?

全然自信ない。けど、いない間に、それまでにたくさんもらったもので、ちょっとでも報いたいとも思います。自分のできる形で。でも、それもそもそもの力になるスホさんがいなくて、できるの?無理じゃない?ともすごく思うし、もうさっきからずーーーーっとこの堂々めぐりをしてます。オタクって滑稽だね。

 

今、ほんとにこの瞬間の感情だけで言えば、つらい!!!!!!!!!!このひとことに尽きます!!

韓国のアイドルを好きになってからいつかこの日がくることもずっとわかってたし、何事もはじまれば終わることも、2年間が意外とあっという間なことも、時間は絶えず過ぎていくことも、全部全部分かってます。わかってるけど、今は本当につらい。どこにも行かないでほしい。

でも、本人の、本人だけの、アイドルとしてじゃない、消費されない人生を、わずかな間だけでも過ごせることを嬉しく思う自分もいます。これに関しては完全にただのオタクのエゴだけれども…。

 

ブログ、書いてみたけど全然心の整理つきませんでした。うけるね。

現時点の希望としては、待ちたいなって思います。一途にはいられないかもしれないけど、2年後、またEXOのスホとして舞台に上がる日がすごく楽しみだし、やりたいって言ってたミュージカルのジキルとハイド、絶対観に行ってやるぞとも思ってます。今は。

これからどうなるか本当にわからないけど、今、とりあえず自分はこう思ってるぞ!ていうことを書き残せてよかった。

2年後に読み返すのが楽しみです。

 

笑う男再演行ってきましたレポ【3日目】

ポストカードへのリベンジを誓った3日目、めちゃめちゃに気合入れて13時前にはオペラハウスに着いてました。

 

19日は15時開演だったため、着いたときは気持ち照明も暗く、なんとキャストボードにもまだキャストの写真が入っていない状態。アンサンブル以外は白紙の状態のキャストボード、初めて見た。そうなってるんだ〜なるほどね〜という感じでした。チケット窓口やグッズ販売のオープンは毎日開演の1時間半前(つまりこの日の各窓口のオープン時間は13時半でした)と決まっているので、オペラハウスのロビー内はいまだ動き出す前という感じ。ですがこの時点で既にフォトスポットには列が出来ていました。

チケット窓口はシャッターが閉まってましたが、この時点でメロンの窓口にももう56人並んでたかなと思います。私は日本の公式代行?(今考えると代行なのに公式ってなんなんだろう)みたいなとこからチケット取っていたため、そこのチケット窓口にはまだ誰も並んでませんでした。さすがに先頭は気合い入りすぎではと思いつつ他にやることもないので窓口へ。ただひたすらぼーっとしてオープンを待ちます。途中係員のお姉さんたちが続々と出勤してきて、ちょっとおもしろかった。

13時半きっかりに窓口のシャッターが開いたら、秒でチケットを引き換えそのまま物販列へ。2日目のレポにも書きましたが、ポストカードの購入にはチケット必須のため同じ動きをする方がとても多かったです。でも物販列の動きは結構スムーズで、30分も並んでないと思います。体感15分くらい?

レジのお姉さんにチケットとクレカを渡し、ポストカード4つ!とか言うと秒でお会計してくれました。まじで秒でした。機械のように淡々と作業をこなすお姉さんに痺れた。

というわけでポストカードチャレンジリベンジ戦、快勝です。応援ありがとうございました。

 

ポストカード、14時くらいには購入できてしまって。開演にはまだまだ1時間あるので適当に写真撮ったり座ったりして時間を潰しました。オペラハウス、1階ロビーはすごい人だけど34階と上がるにつれどんどん人減ってくので、休憩スペースは結構ある。お手洗いも各階にありますし、広くてサイコ〜と思いました。

 

あまり関係ないんですが、19日の公演NCTの方々が来てまして。しかも結構近いところにいたからびびった。幕間で周りがちょっとざわついて気づくという。

ジャニーさん、通路席に座られていたんですが、中の方の席の人が来るたびに席を立って譲っていて好感度が爆上がりしました。立つたびにスタイルが凄すぎてびびりましたね。スホさんの公演を観に来てくれてありがとうと謎目線の感情を抱くなどする。

 

 

さて、自分にとっての笑う男最終日。

この日はもう涙腺がガバガバで。まず冒頭赤ん坊のデアをグウィンプレインが拾うところで泣く。寒さと孤独に震えていたグウィンプレインにとって、この赤ん坊の存在が、デアという存在がどれだけ救いになっただろうとか考えちゃって、もう駄目でした。

そして日毎にAt the palace で泣けてくる。観た人ならわかると思うんですが、このシーン観てるときが一番幸せじゃないですか?団員みーんながデアのことを本当に心から大切に思ってるのがめちゃめちゃ伝わってくるんですよそしてやっぱりグウィンプレインが一番デアにとって特別で、グウィンプレインもデアのことが一番特別なんだなっていうのがわかってもう思い出すだけで泣けてくる。無理です。ミョンプレインが後ろからデアを覗き込むときのやさしい瞳が忘れられません。

馬車の動きを表現するときに大げさに肩を揺らしたり、ほらアボジも!てウルススを強引に引っ張ったり、馬車が止まるのを大げさにつまづいて表現したり、このナンバーの最中のミョンプレインかわいすぎて大好きです。このシーンだけ永遠に見たい。

 

19日のThe man who laughs、ほんと〜〜〜〜〜にもの凄かった。本当にすごかったんですよ。迫力が。私はたった3公演しか見ていませんが、その中でもダントツでした。

考えてみれば、この再演期間中、こんなに連続で舞台に立ったのってこの3日間だけなんですよね。私はちょうど良く見れてラッキー!くらいにしか捉えていませんでしたが、舞台に立つ側からしたらそれって結構しんどいことなんじゃないかなと思って。

17日のソワレから、18日のマチネをはさみ、19日のマチネまで。毎日3時間くらい。とくにソワレが終わるのなんて23時とかなので、そこから間髪入れずにマチネに立ちなんて、私だったら絶対無理です。いくらこれよりも長いコンサートや収録や練習をこなしているとは言え、体力にも限界はあるはずですし。

それなのに、ですよ。それなのに、この一番しんどいはずの、3日目の、最後の公演で、今までで一番のものを披露するって、本当に凄くないですか。なんか、ある種の意地のようなものも感じました。うまく表現できないんですが、ここまで来たなら、最後の最後の一滴まで全部注ぎ込む、みたいな。とにかく、この日のThe man who laughsはものすごかったので全人類に聴いてほしいです。

あと個人的に、この曲のチンッッッッッチャて言うところがすごく好きでいや自分でもマニアックすぎかよと思う…19日はここの言い方もめちゃくちゃ良くて、ものすごい熱量が込められていて、最高でした……

 

1日目、2日目と結構内容については書いたかな、と思うので、あとは細かくて書ききれなかったミョンプレインかわいいポイントや好きなところを上げていこうかなと思います。

かなり読みにくいと思いますが自分用メモみたいなものなので。思い出した順に順不同です。

・初日、ディヴィット卿との争いのあと、自分の剣がスムーズに鞘に収まらなくて引っかかっちゃったときの、おや?て顔がめちゃくちゃかわいかった。それとこの争いで、ディヴィット卿の剣をわりとぞんざいに投げるところにときめく。

・トムジムジャック、ゴミぶち撒けられてかわいそう。これ初演より扱いひどいですよね?あとここのミョンプレイン、椅子の下で両手で頬杖つくの超キュート。

・口笛吹くのかわいい。

・ジョシアナの部屋で、ヴァイオリニストに助けを求めるのすごくかわいい。えっそれグウィンプレインから見えていいの?て思うけどそういうコミカルさがミョンプレインぽいですよね。すごい。

ネグリジェ、最初見たとき下なにも履いてないかと思って焦った(さすがにそれはない)

・アン女王が貴族院でめちゃくちゃなロングトーン披露するの大好き。2日目のヨランさん、声量にまったく変化がなくてすごかった。

3日間とも柱にコートをかけられないミョンプレイン。

・スポットだけになったと思ったら曲の終わりで一気に暗転する照明演出が大好き(全然伝わらない)

Can it be?の最後のハイトーン、どこまてものびていった先ではじまるビブラートがめちゃくちゃ好き。この曲聴くとオペラ座の怪人The music of the night うたってほしいなと思う。

 

 

さすがに3日目ともなると遊んでくれる人はおらず、終演後はデパ地下でキンパを買って、ホテルでひとりキンパパーティーとなりました。コチュキンパ、辛いよっておばさんが教えてくれたのに、いけるっしょ!て舐めてかかったら案の定めちゃくちゃ辛くて泣きそうになりながら食べた。

 

最終日は帰るだけなので、三成の市中空港ターミナルで早々とチェックイン&荷物を預ける。江南エリアから出ないことが多いので、この空港ターミナルめちゃくちゃ重宝してます。

ここに来てネイリパのEXOのポストカードセットが欲しくなり、coexへ行くなどしました。何回行くねんcoex30000ウォン以上何買おうと思ったけど、お土産としてアイシャドウパレットを配る作戦で事なきを得ました。ポストカードもしっかりゲット。ていうか今思えばこの旅はポストカードに振り回されてばかりでウケますね。

 

仁川の出国後エリアが好きなので早めに空港へ行き、ゴンチャを飲むなどして過ごす。韓国限定っぽいイチゴミルクティー、イチゴの果肉がゴロゴロ入っておりストローじゃ吸えないけど超うまでした。

搭乗ゲートが開くのを待つ間、我慢していた笑う男のリハ映像とプレスコールの映像を見て、最後まで笑う男三昧の旅となりました。

 

 

三日間、本当に楽しくて、ずっと幸せでした。この渡韓の間だけじゃなくて、帰ってきてからも笑う男のことを思い出すと、楽しかったな、幸せだな、と思えます。

ちょっとここ最近、EXOいろいろあったじゃないですか。敢えて書きませんが、いろいろ。年明けてすぐなのに、心労的にはもう上半期終わったくらいの感じがします、個人的には。ただでさえスホさんには兵役が控えていて、これから先の活動に保証もなくて。書いてるとまたズドーーーンと凹んできてしまうんですが、でもなんか、全然なんの保証もないんですけど、大丈夫だなって思えたんです。笑う男を見てから。

この人の声を、あの歌声を信じていれば大丈夫だなって思ったんですよ。なにを不安に思っていたんだろう、私の応援しているスホさんは、私の好きなスホさんは、こんなに素晴らしくて素敵なものを見せてくれるんだから、心配することなんてなにもないじゃないかと。今に絶望するんじゃなくて、これからのことに希望を持てたっていうか。次のミュージカルはなにやるのかなとか、次は絶対マッコン入りたいなとか、次のことを考えられるようになりました。笑う男を見て。

なんかいきなり変な宗教みたいになってしまってすみません。なんだろうな、スホさんいつも「ファンに肯定的な影響を与えたい」って言ってますが、今回もほんと前向きになれたんですよ。すごいですよね。

あとフォロワーさんと会ったりだとか、隣の日本の方と仲良くなったりだとか、こういう出会いってEXOを好きになって、スホさんを好きにならなかったらなかったわけで。

こういう面でも改めて、スホさんのファンになってよかったなって思いました。すごく誇りだな。

 

なんかめちゃくちゃ長くなってしまいました。ここまで読んでくださりありがとうございます。次は絶対マッコン入るぞー。

笑う男再演行ってきましたレポ【2日目】

2日目は前日の夜更かしがたたり11時ごろ起床。バタバタと準備して劇場に着いたのは13時ちょっと前くらいだったかなと思います。

完全に余談ですが、韓国の改札って引っかかるとマジで全然駅員さんいなくて焦りませんか?今回ひとりで引っかかってめちゃくちゃ焦りました。このときほどひとり旅がつらいと思ったときはない。

で、解決法なんですが。改札の端っこにある、車椅子用改札の「HELP」て書いてあるボタンを押すとなんとかなるぽいです。よくわかんないけど。ていうかこの車椅子用改札の扉、もしかして元からロックされてない?通ろうと思えばそのままタッチせずに通れちゃうのでは…?

あとこれも余談ですが、棒3本タイプの改札(韓国行ったことある人なら通じると思う)をキャリー引いて通らなきゃいけないとき、この車椅子用改札を通ると超楽チンという知見を得ました。


この日は前日、いきなりEMKのインスタで明日からポストカード出すよ〜との告知があり、劇場に着いたときにはもうすでにすごい人。完全に出遅れました。

このポストカード、そのキャスト出演の当日のみしか買えないんですよ。つまりスホさんのが欲しかったらスホさんの出演日を狙うしかなく、キュヒョンさん出演日についでにスホさんも…とか、その逆もできないんですね。

しかもその日のチケットの提示が必須です。このチケットも、インターパークやメロンの予約画面を印刷したものではもちろん駄目で、ちゃんとしたチケットじゃないと買えません。なのでチケット引き換え列と、その後物販列とふたつの列に並ぶ必要があります。結構厳しいね。

私はこのチケット現品必須を知らず、並んでる途中にやっと気づき、焦ってチケット引き換えるも時すでに遅し…。開演直前まで粘りましたが、やっぱり間に合いそうもなく、泣く泣く諦めました。もうちょっとちゃん調べてれば…私の馬鹿…と思いつつ、明日もあるし、ということで。

このポストカード、幕間と終演後でも買えます。が!終演後の販売は、終わってから15分間のみ。15分間のあいだに列に並んだ人、とかではなく、きっかり15分間しか販売してくれません。15分すぎたら、いくらレジ前に居ても駄目。厳しいね…。私も終演後チャレンジしたんですが、並んでるうちに時間が来てしまい、ここでも買えず…。翌日のリベンジを誓いました。


前置きが長くてすみません。本編の話します。

ポストカードを諦めて駆け込んだ2階席、とても眺めがよい!

いつもは絶対近い方がいいんですが、今回は複数回入れるので、いろんな角度から見たいなと思い2階席も選んだのでした。やっぱり傾斜があると眺めが全然違いますね。なにより全体が見渡せるのがいい。

隣の韓国の方が一脚付きのすごい大きさの双眼鏡を持っており、なにそれ天才じゃん…と思いました。でも持ち歩くの大変そうだな。


18日マチネのデアはカン・ヘインさんでした。ヘインさん、とにかく小さくてかわいらしい…。それに細い!二の腕とか棒でした。棒。ちょっと力を入れたら折れちゃいそうだった。それなのに歌声は力強く、声量がものすごいんですよ。あの小さな体のどこからあんな声が出るのか心底不思議でした。ミュージカル俳優ってすごい。

あとこの日は念願のシンシアナ回で!シン・ヨンスクさんのジョシアナまじでめちゃくちゃ大好き。

Monster in me、もの凄かった。ほんとに。どうしてあんなに力強く歌えるんだろう。どうしてあんなに長く音を伸ばしたあと、息継ぎもせずに次のフレーズに繋げられるんだろう。凄すぎて鳥肌止まりませんでした。この歌詞のこの部分のこの歌い方がすごい!とか言えたらいいんですが、私は韓国語力がゼロなのでうまくお伝えすることができなくてもどかしいです。

この曲に関してはシン・ヨンスクさんの歌唱でプレスコールにて披露されてるので、探して見てみてください。でも絶対生で見たほうが迫力が全然違うからな〜!みんなに見てほしいな〜!私はヨンスクさん目当てでまたエリザベートの再演あったら絶対行こうと思ってます。

カテコでもヨンスクさんのときの盛り上がりが凄まじく。スホペンの一体感に笑ったし、わかる〜となりました。スホペン、えこひいきしがち。


2階席は眺めがよく、従者に囲まれて生着替えするスホさんも双眼鏡ごしにしっかりばっちり拝むことができました。初演のときは逆に恥ずかしくて見れませんでしたが、EXplOrationのBeen through を経た私にもう恥ずかしいものなどなにもない。でもあの場面みんな手元の双眼鏡持ち上げるからなんか安心します。

この場面を観てて思ったんですが、スホさん、やっぱり飛び抜けて顔がいい。そして華奢。

スホさん、4人ほどの従者に四方を囲まれるんですね。周りの方も役者さんでいらっしゃるので、わりと整った顔の方が多いんですが、スホさんの顔の良さったらも〜〜〜非じゃない。びっくりした。えっ!?こんな骨格から違う!?て思った。普段EXOとかいうスーパー顔よすぎ軍団に囲まれてるから麻痺しがちなんですが、やっぱり飛び抜けてました。

華奢っていうのは私がスホさんかわいいかわいいタイプのファンであるというフィルターかかってるのはあると思うんですが、なんか、違うんですよ。周りの男性の役者さんと。なんだろう…これもやっぱり骨格なんですかね。背丈も同じくらいのはずですし、スホさんの腹筋がバキバキなのも、二の腕が顔くらい太いのもわかってるんですが、なぜかやっぱり小さくかわいく見えてしまう…。

あとこの場面、寝巻きの胸元のスリットが初演より明らかに深くなっててありがとう…と思いました。貴族になって調子乗りまくりのミョンプレイン、かわいすぎて何回見てもニコニコしちゃう。


最後の場面、デアが死んでしまったあとの、あの痛いほどの沈黙がたまらないですね。舞台上はもちろん、観客席まで、呼吸することすら許されないほどの沈黙。そしてそれを破るグウィンプレインの悲痛な歌声。最初のささやくような、苦しそうな歌声が忘れられないです。

昨日も同じものを観たはずなのに、また気づいたらボロボロに泣いていました。そして案の定、カテコでもボロ泣き。

日替わり演出があるわけでもないのに、なんでこんなに毎日ひとの心を震わせるものを提供できるんですかね?ミュージカルに関わる人って本当にすごいですね。なにもミュージカルに限らず、ですが。


終演後は、ポストカードチャレンジに参戦するも惨敗。その後、前日たまたま隣になった日本の方と落ち合いました。

マチネだから時間もあるし、とりあえずフォトスポットで写真撮ろう!ということになったのですが、なんとびっくり。1時間並びました。みんな終演後だから時間を気にする必要がなく、結構のびのび写真撮影するんですね。だから1組あたりの時間が長くて…。終演後に撮ろうと思ってる方は要注意です。でもソワレもはじまって、人気のないホールで悠々と写真撮影ができたのはとてもよかった。


その後は晩ごはんを食べに薬水駅へ。空港からの移動以外ではじめて漢江を渡る。

ほんとはセジュンが行った焼肉のお店に行きたかったのですが、ものすごい人数が待っていて諦めました。韓国のウェイティングボード、名前と一緒に電話番号を書くシステムになっていて、順番が来ると店員さんが電話で呼び出してくれるシステムっぽいですね。なにそれ天才じゃん…(本日2回目)。

そこのお店は諦めて、2、3軒となりのプルコギ店で晩ごはんとなりました。プルコギ、いつもあらかじめ焼かれたものしか食べたことがなかったので、本物じゃん!とめちゃくちゃ感動しました。普通のチェーン店だったけど。


帰りに駅ナカのネイリパでスホさんの宣伝してたアイシャドウを購入するなどしました。ほんとは全然買うつもりなかったんですが…見かけたらつい…。でも色味超かわいいし買ってよかったなって思います。早く使いたいな。


22時ごろには解散し、ホテルへ。

この日は翌日のポストカードチャレンジに備え早めの就寝となりました。

3日目に続きます。


笑う男再演行ってきましたレポ【1日目】

 行ってきましたウンヌンナムジャ再演!

もうこのブログ書くことなんてしばらくないだろうな~と思っていたんですが思っていたよりも早いカムバックとなりました。

今回も100%自分用の備忘録です。

 

前回の初演が終わってからというもの、私はすっかりミョンプレインというか笑う男そのものを大好きになってしまい、東宝版も観に行ったし、映画『ジョーカー』を観たりしたときにもことあるごとに「ウンナム観たい…ミョンプレインに会いたい……」と繰り返し思っていました。

そんな折に届いた再演の一報。

でも時期が時期だしさすがにスホさんは出ないだろう…と思っていたらまさかの出演のニュース。驚いたし嬉しかったな~!!

まさかこんなにすぐにスホさんのグウィンプレインにまた会えるとは思わなかったですよね。出演を知った日はほんとに1日ハッピーだったな。

もうこれは行くしかない。しかもたまたまあらかじめ取得していた連休(サービス業なので年末年始休めないかわりに繁忙期後にお休み取れるんです)に期間が被っていて、今回はなんと3日間も観劇してきました。

いや~~~ラッキーだったな。

思えば今回の観劇はラッキー尽くしだった気がします。 

渡韓期間は1/17~1/20。17日のソワレ、18日マチネ、19日マチネの鑑賞でした。

チケットはいつもどおりインターパークで。R席以外は直前でも余ってたような気がします。私はどうしても19日をR席で入りたかったのでそこだけ代行使いました。

 

さて、初日は羽田からスタート。羽田のイミグレ、自動認証システムになってから秒で出国できてしまうので最高という気持ちになる。

アシアナ機内でさっそくウンナムが宣伝されていて最高のスタートでした。全然関係ないんですけど、ウンナムのポスターとか、CMとかにやたら「Winner!Best Musical!」

て書いてあるのめちゃくちゃよくないですか?

EXOのオタクは少なからず「絶対王者」とか「王の帰還」とか言われるのわりとみんな好きだと思うんですけど、なんかそんな感じで…。「勝者」って、いいよね…。

そんなわけで定刻通りに金浦着。

金浦でSIMカードを手配します。5日間無制限、電話は受信のみで25,000ウォン。Wifiルーターより高いですが、最近はルーター持ち歩くのがめんどうでもっぱらSIMカード派です。

 

金浦着が昼の12時くらいで、17日の開演は20時なのでまだまだ余裕があります。

とりあえず荷物を預けるべくホテルへ。泊まったのはここ。

劇場のある南部バスターミナル駅から一駅の、教大駅から歩いてすぐのところにあります。近くにダイソー、オリヤン、マックもあるし言うことなしという感じでした。

ただし1階がカフェになっているらしく、最初は入口がわからくて右往左往する。カフェのスタッフさんに声をかけたら快く「荷物は5階に置いといてね」と教えてくれました。よかった~。

教大駅は2号線も通っているので三成駅へ移動。

ま~た行っちゃったよCOEX。そしてSMアーティウム。もう何回行くねん同じとこ。オタクだから本当に観光が下手なんですよね。江南エリアからめったに出ないし。今回は(今回も)観劇メインということで許してください…と思いながらCOEXをふらつく。

スホさんがたまに出没すると噂のALANDを覗くなどしました。ALAND、無限か?!というくらい広いですね。広すぎて宇宙かと思った。

頼まれたおみやげを探して広いCOEXを2周3周する。さすがに疲れ果てたので、翌日からの朝食用のパンをデパ地下で買い、ホテルへ戻りました。それが17時くらい。

一旦ホテルへ戻って、身なりを整えるなどする。ちょっとだけ休憩して18時半くらいに劇場へ向かいます。

  

念願の芸術の殿堂。初演のときはブルースクエアでしか観劇できなかったので、ずっと行ってみたかったんです。

まず入り口から結構遠くてびっくりする。そしてオペラハウス!すげ~~~広い!!天井がめちゃくちゃ高い!!あのでっかいウンナムの布?旗?が超高いところから吊るされてるの、めちゃくちゃかっこいいですね。

19時すぎに着いてフォトスポットにはすでに長蛇の列。今回は3日間あるので潔く諦めました。

チケット引き換えはインターパーク、メロン、その他とそれぞれあるので該当の窓口で引き換えてもらいます。開演1時間前くらいで、もう列はなかったかな。今回もインターパークのチケット予約画面を印刷して持参しましたが、今回初めてパスポートの提示を求められたのでパスポート持っといた方がいいかもです。

プログラムをゲットし、お手洗いを済ませ(直前なのにガラガラだった、なぜ?)いよいよ待ちに待った笑う男再演の幕が開きます。

 

もう劇場に入った瞬間、これだよこれ~!という気持ちで泣きそうになる。

あの緞帳に「富者の天国は貧民の地獄である」ていうのがハングルと英語で映し出されているのが、もう、たまんない。

東宝版、あれはあれで素晴らしかったんですが、結構簡略化されていたというか、物足りなさを感じてしまって。幕が開いて、コンプラチコスの船が現れた瞬間、ああ、これが見たかった!これを見るために生きてた!という気持ちでいっぱいになりました。

嵐のシーン、冒頭から迫力がすごすぎる。前回火花なんて散りましたっけ?

デアとウルススとの出会いがあり、ガーデンパーティー、旅芸人たちのステージを経て、いよいよスホさんの登場です。

もう、びっくりしました。だって最初の1音目から全然違う。初演のときとも、コンサートのときとも全然違うんですよ。めちゃくちゃ進化してる。すごくはっきり音が鳴っているのに、音量がただ大きいというわけではなくて…。なんて表現すればいいのかわかんないんですが、とにかくすごく「響く」んですよね。

直前までカムバしたりコンサートがあったりでとんでもなく忙しかったはずなのに、どうしてこんなに努力できるんだろう…。ほんと、ただのちっぽけなファンでしかないんですが、めちゃくちゃ誇らしいです。3日間通してずっと思っていたことなんですが、本当にスホさんのファンになってよかったなと。

話逸れてすみません。本編の話しますね。

東宝版も経たことで内容がよくわかる!のでよりウルススに感情移入してしまい、最初の出会いからうっかり泣きそうになったりしました。

あと、もう内容知ってるからかもしれないんですが、初演のときよりすごく短く感じて。もっと見たい!もっとこの世界観に浸っていたい…!と強く感じました。本当にあっという間で。3時間あるなんて信じられないくらいです。

17日はスビンデアだったんですが、初演見たときもスビンデア回だったので、また同じ組み合わせで見ることができて、これも嬉しかったです。

スビンデア、本当に可憐という言葉がよく似合う。今回違うキャストで3回見れたので、キャストごとの違いみたいなのも初めて実感したんですが、スビンデアはトムジムジャックとグウィンプレインの争いのときもちょっと楽しそうなんですよね。引っ張られながらもちょっと笑ってるのがかわいい!

눈물은 강물에 が本当にすごく大好きで、また聴けてよかったです。泣きました。嬉しくて。さすがに自分でもいやいや早くね!?全然泣くとこじゃないけど!?てびっくりした。


またスホさんの話してもいいですか?します。

今回本当に全部すごくて、まあスホさん基本すごくないとこなんてないんですけど、飛び抜けて素晴らしかったのがラストの웃는남자。

もう、すごい。迫力がすごい。初演のときももちろんすごかったんですが、更にパワーアップしてました。

すごいんですよね、「怒り」のエネルギーが。真っ直ぐで、純粋で、無邪気そのものだったグウィンプレインが、議会で世界に絶望してしまったあとの、その豹変ぷり。

スホさんというよりは、あの瞬間はグウィンプレインその人になっていたような気がします。なにかが憑依していたような。本当にすごかった。

あと今回カテコの모두의 세상、最後の1音1オクターブ上げるんですよ。これもすごすぎて泣きました。

オタクの泣いたって8割くらい嘘(主語がでかい)ですけど、こればっかりはマジです。本気です。

あの1音が耳に入ってきた瞬間ドバドバ涙が出た。なんでかは自分でもわかんないんですが、たぶん感動のあまりって感じですかね?感極まるってこういうことを言うのか…と他人事のように思いました。


終演後は優しいフォロワーと落ち合って、一緒に晩ごはんへ。

そのときもふたりで「すごかった…」「すごいとしか言えない…」と言い合っていました。すごすぎて語彙力が死ぬ。

 フォロワーが調べていてくれた、夜中までやっている焼き肉屋へ行きました。

地域密着ぽいお店で、金曜の深夜だったこともあり店内には地元の方のみという感じ。人と一緒じゃなかったら絶対入れない感じのお店だったので、いい経験ができました。

ホルモン、全然臭みがなくておいしかった。


ホテルに戻っても興奮冷めやらず、無駄に3時くらいまで起きてましたが、早朝から夜中まで絶えず行動していたためさすがに眠気がすごく、気づいたら寝ていました。

というわけで1日目は終了です。

笑う男行ってきましたレポ③ネタバレあり

ここからは本編の話なのでネタバレ一切配慮してません!

すみませんが自衛してください。

 

ラストキスが終わったとき、ぼんやりまた近いうちに舞台に立ってくれるといいなあと思っていて、それがまさかこんなに早く実現するとは正直思っていませんでした。

これはもう本当にスホさんの努力の賜物ですよね。いくらファンが望んでも本人の実力が伴わないとどうしようもないし…。私にはよくわからないですけど、いろんな会社の偉い人たちが、またキム・ジュンミョンを使おう!て思ったってことじゃないですか。それってすごいですよね。本当に誇らしい。

 

原作はかの有名なヴィクトル・ユゴー。「笑う男」自体は過去に何度か映画化、舞台化されたことがあるようですが、EMKのミュージカルは世界初演ということでした(詳しくは各自ググってください)。

幼いころに誘拐され、口を醜く引き裂かれたグインプレン。激しい吹雪の中に捨てられた彼は、凍死した女性に抱かれる盲目の赤ん坊と出会い、デアと名付けます。行商人ウルシュスは雪のなかで彼らに出会い、異形の口の少年と盲目の赤ん坊を引き取ることに。15年後、彼らは劇団を立ち上げ、グインプレンと美しく成長したデアの演じるラブストーリーは、旅する先々で人気を博していました。その人気は女王の異母妹であるジョシアナですら魅了してしまうほど。ある日、監獄に連れて来られたグインプレンは、そこで自身の出生にまつわる事実を知らされます。それは、彼が貴族の正式な嫡男であるという衝撃的なものでした。

 

舞台は17世紀ごろのイギリスで、そのころの貴族の庭園や行商人の小さな荷車が、韓国のステージ上に再現されるのがすっごい!とにかくセットがすごいんですよ。上から降りてくるランプとか、川が現れるのとか。単純に、お金がかかってるんだろうな~!と思わせてくれるの、とても気分が良い。ガーデンパーティーの場面では気づくと豪華なテーブルが出てくるし。ウルシュスの荷車、まさか中開くとは思わなくて、えっ開くの~!?!?嘘やん!?と思った。

大人グインプレンが登場するの結構遅くて、まず子供時代、上流階級の様子、旅芸人たちのステージ、でやっとスホさん登場なんですけど、この間まったく飽きない。ウルシュス率いる芸人たちのステージを、私たち観客が疑似体験する、その二重構造に開始20分で痺れました。変わり者ばかりの旅団てそれグレイテスト・ショーマンじゃん。本当すごいんですよ。熊の着ぐるみが玉乗りとかしてるし。最初人形か、何か仕掛けがあるのかと思ってたら本当に玉乗りしてるんです。変なところで妙に感動してしまった。

 

スホさんの登場シーン、もう正直あんまり記憶に残ってないんですが、とりあえず美しさがすごかった。美。グインプレン、口が裂けた醜い男という設定なのにまったく醜くないし、逆にそのアンバランスさが妖しい魅力醸し出しちゃってるし、ど~してくれんの!?その場にいた観客みんな息をのんでました。呼吸することを忘れる。そりゃジョシアナも魅了されますね。

グインプレン、最初にあらすじを読んだときはもっと悲壮感ある役だと思ってたんですよ。幼いころに口を裂かれて、捨てられて…トラウマでも抱えてなきゃおかしいでしょ、と思ってたんですが、意外と明るい。これがめちゃくちゃよかった。無邪気というか天真爛漫というか。つらく悲しい思いをたくさんしてきたはずなのに、世間一般の「汚さ」みたいなものには触れずに生きてきた、その魂の、純粋さとでも言えばいいのかな。そういうのがスホさん自身の清らかさと相まって、グインプレンそのものになっていたような気がします。前回のルドルフ皇太子が厭世感バリバリのお人だったから余計に(でも酔い潰れて自殺未遂するのも本当最高だったよね)。 

スホさん演じるグインプレンが、デアのことを心の底から大切に思ってるっていうのがすごい伝わってくるのがちょ~~~よくて、頼むから幸せになってほしかった(過去形なのは察してください)。デアは盲目で、かつ心臓が弱いので、後ろから叩いたり急に驚かせたりする行為は絶対に駄目。彼女をからかうデイビット卿はそんなことおかまいなしでデアを驚かせ、怯えさせます。その一方でグインプレンは常に彼女にそっと寄り添い、後ろから支え、ときに手をひき、ダンスを踊るんですよ…。デイビット卿の行為はわざとだとは思うんですが、彼がいるから余計にグインプレンの優しさが感じられ、その対比がありがたい。本当にどのシーンでもグインプレンのデアを見つめる瞳が優しくて優しくて…。監獄に連れて行かれるシーン、今送り届けたばかりのデアに危害が及ばないよう、そっと彼女の部屋の扉を閉めるの、どこまでも優しくて泣いた。

 

グインプレン以外ではジョシアナがすごくよかった!私が見た回のジョシアナ役、シン・ヨンスクさんだったのですが、ラストキスでは伯爵夫人を演じられていたみたいで!ラストキスのときもすご~~~くよくて伯爵夫人のことめちゃくちゃ好きになったので、今回またその歌声を聴けて本当に嬉しかったです。ヨンスクさんの歌声はすごく力強くて、ああ、ミュージカルを観に来てるな~!と思わせてくれる。これからもスホさんと共演してくれるといいなあ。

曲も全部良いんですが、私がとくに好きだったのはDrown your tears。こういう曲調の歌を聴くと無条件で泣きたくなる。このシーンもね、めちゃくちゃいいんですよ。舞台上に川べりが再現されて、女たちが水辺で無邪気にはしゃぐのがかわいい。この曲はプレスコールでも披露されて、Vアプリのミュージカルチャンネルで無料で見られるのでぜひ。

 

そろそろスホさん本人の話してもいいですか?します。

見終わったあとはもう、とにかくすごくて、胸がいっぱいで、なんて人を推してるんだろう私は…!!!という感情になりました。本当にすごい。この人、1年前にはミュージカルの舞台に立ったこともなかったんですよ。信じられますか?あんなに忙しいのに、日本にだって何回も来てくれているのに、いつこんなものを準備したんだろう。本当に信じられないくらい歌がうまかった。前回よりもさらに迫力が増していた。

ラストキスのときって、正直結構いろいろあったじゃないですか。12月にはジョンヒョンのことがあり、年が明けてからは体調がすこし不安定で。見てるこっちもハラハラするような部分が、正直、あった(それでもスホさんは最高のものを届けてくれたし、もちろん私はそれを見て満足したというのは大前提ですが)。今回は本当に、100%かそれ以上のキム・ジュンミョンを見せてもらったような気がします。身の内から溢れ出る演技への欲求、溢れ出て止まらない歌声、その迫力たるや。本当に凄まじかった。

努力の域が違うというか、どうしたらこの領域まで到達できるのか全然わかりません。いっそ恐怖すら感じる。けれどそれ以上に誇らしいとも思うし、好きだなあとも思う。こんなにすごいものを見せてくれて、ありがたいし、私もがんばりたい。素直にそう思いました。

帰りの地下鉄で考えていたのは、こんなにすごいものを見せくれたんだから、私もがんばらなくちゃな、ということで。それってスホさんがいろんなところで発言している、「ファンに肯定的な影響力を与えたい」ていう、それなんですよね。スホさんの尋常じゃない努力の結果を見て、感動して、私もやらなきゃって思った。それってすごくないですか。自分で言うのもなんですけど、隣国の、言葉も通じない小娘も、しっかり「肯定的な影響」を貰ってるんですよ。あー、本人に伝えたいな、生きる力を貰ってますよって。たぶんスホペンみんな同じこと思ってるだろうな。

あとはもうキリがないんで簡潔に行きますね。朗々と歌い上げたあと、観客席に向かってドヤーッするのがかわいくてかっこよくてよかった。貴族のフカフカのベッドで大はしゃぎするのも超かわいいし、そのあとの生着替えは一周回って直視できなかった。貴族院で金の薄い布で口元の傷を覆っていたの、逆に色気出ちゃって妖しいからやめなって思った。最後のシーン、びっくりするくらい悲しくて美しくて涙が出た。今度こそ幸せになってほしかった。

 

これたぶん前も言ったけど、本当に出会えてよかったなあと思います。スホさんのファンにならなければこういうミュージカルと一生縁がなかったわけで、こういう胸を揺さぶる感動を味わうこともなかったわけで。スホさんと出会えた自分、前世でものすごい徳積んだのかもな。

ちょっと私にしてはびっくりするくらい長くなってて引きました。

もしここまで読んでくれた方がいたら、ありがとうございました。

笑う男行ってきましたレポ②

地下鉄に乗って18時くらいにブルースクエア到着。

前回のザラストキスのときだいたい1時間半前くらいに会場着いて、それで問題なかったんですが、今回のが規模大きいし…パンフなくなったら嫌だし…と思って余裕持った行動を心がけました。

 

ブルースクエア、地下鉄の漢江鎮駅直結なので超便利。地下鉄の駅から繋がってるところは建物の地下1階で、さらに地下は2階まであります。建物の1階が劇場の3階席、地下1階が2階席…という感じになっていて、日本でいうとTDCホールのような構造。

 

開演2時間前に会場着いたけど、チケットの引き換えや物販がはじまるのは開演1時間半前から。2時間前はまだ人もまばらで、思ったほど混雑はしてませんでした。とりあえずパンフほしい〜と思い物販列へ。この時点で私の前には10人も並んでなかったような気がします。

地下1階に物販があるんですが、地下2階にも同じく物販スペースがあり、同じ物を取り扱ってます。私は地下2階のほうに並びました。駅直結フロアが地下1階だから、そちらのが混む模様。途中でスタッフのお姉さんが下にも売ってるよ〜と言いに行ってました。

じわじわと人が増え、販売開始時間にはそこそこの列に。しかしそこまで待つこともなく、5分くらいでパンフゲット。

 

チケット引き換えは1階にインターパークのチケットボックスがあるのでそこで。

LGアートのときはわかりやすい表示がなく、勘で並んだんですけど、ブルースクエアめちゃくちゃわかりやすい!上のモニター?に思いっきりINTERPARKって書いてあるので、まず迷うことはないと思います。しかも窓口が5箇所くらいある。すごい。

なので列のハケが超早くあっけなくチケット引き換え完了。

ものすごい気合い入れて2時間前に会場着いたんですが、物販とチケット引き換えだけだったら30分前会場着とかで充分かも…。しかも開始時間が1番混雑するみたいで、物販もチケットボックスも開演近づくにつれどんどん空いて行きました。

(物販は終演後もやっているみたいです。本編見て、OST買おうか死ぬほど迷ったんだけど結局やめました。やっぱりスホさんのグインプレンの声を覚えていたくて。)

 

そのかわりどんどん混雑していったのがホール内のフォトスポット。韓国ミュージカル特有のフォトスポット、私も大好きなんですけど、あれ結構待つんですよね。みんなお行儀よく待っててかわいい。

パンフもチケットもゲットして暇を持て余してましたが、写真撮りまくり作戦で難を逃れました。

会場内に何箇所かと、会場外のフラッグと、壁面をどうしても撮りたかったので、なんだかんだ2時間過ごせました。

こういう写真を全部ちゃんと撮りたかったらやっぱり1時間前には着いといた方がいいかな〜。どうだろ。人が撮ってる横から…とかでも良ければ全然いいと思うんですけど。私はせっかくその日にあわせて来てるし、記念にちゃんと撮っておきたい派なので。

フォトスポットの前でひとり黙々と写真撮ってたら韓国人に写真をお願いされて笑った。サジンという単語が聞き取れたのでオッケーオッケー!つって撮ってあげました。スホペンに国境なし。

 

ブルースクエア内、ブックカフェやパン屋などがあり飲食にも困らなくてよかったです。そのかわり周辺にはなにもなさそう。

ブックカフェが超おしゃれで壁一面の本、というか本棚が壁になっているの美女と野獣みたいだなと思った。コエックスといい韓国の本屋っておしゃれですね。

地下二階にある紅茶のお店もすごくよかったです。店内になにやらアートスペース?がありその場で画家が絵を描いていた。なんかよくわからないけどすごい。

 

はじまったら本当あっという間で、3時間あったなんて信じられないくらい。集中力がないのでどんな映画や、舞台観てても大抵途中で腕時計見るんですけど、時間を気にするという概念を忘れていた。

興奮冷めやらぬまま、けれど終電も怖かったのでいそいそと地下鉄に向かいホテルへ。帰路をいそぐスホペンたち、み~んな興奮して喋りっぱなしで、なかには泣いてる方もいて、わかる~!わかるよその気持ち~!と誰彼かまわず抱きしめたくなる気持ちになりました。このときばかりは誰かと興奮を分かち合えないのが切なかったな。

 

泊まったホテルはここ

ブルースクエアの最寄から一本で、電車に乗ってる時間も15分くらい。

できたばかりなので綺麗だし広いし、駅直結で安心だし、よかった点しかなかったのでまたブルースクエアで観劇があるときは絶対使いたいです。

 

翌日はソウル駅で事前チェックインを済ませ、そのままAREXで仁川へ。事前チェックインをしておくと仁川のあのなが~~~い保安検査列に並ばなくて済むし、荷物も預けられるし絶対にやっておいたほうがいいです。

あと今回初めてAREX乗ったんですけど、これめちゃくちゃ便利ですね!早いし、何より安い。ソウル駅から空港までノンストップで950円。日本の京成スカイライナーが約2500円ということを考えるとほんと安すぎておかしい。

仁川着いてからはゴンチャのタピオカ飲んだりしながらボーっと飛行機を待ち、日本へ帰国。あっという間の2日間でした。

「笑う男」本編の感想は次の記事で。

笑う男行ってきましたレポ①

行ってきました。笑う男。

9月18日からの一泊二日で鑑賞は9月18日ソワレ。
今回も100%自分向けレポですよろしくお願いします。
 
本当は芸術の殿堂でやってたときも行くつもりでチケット取ってたんですが、行こうと思ってた公演の直前にまさかのエリシオンdot…。薄々予想はしてた。笑う男はじまって最初の土日なのにまさかのスホさん、公演なし。これはなんか…exoのスケジュール入る気がする…と思ってはいました。ここまで的中するとは思わずさすがに笑った。
散々悩んで結局ミュージカルはまだ期間あるし……と思ってソウルコンを取ることに。2回渡韓も考えたんだけどさすがに短期間すぎるのと金銭的問題が……。石油王だったら絶対行ってました両方。
ソウルコンも初の本国コンだったりグロパ使ったりでいろいろあって楽しかったです(ざっくり)。
 
チケットは今回もインターパークグローバルで。ブルースクエア 初日だったけどチケットオープンから完売することはなかったように思います。でもさすがに14列から前のセンブロはなかなか出てなかった。今回はとにかくパク・ヒョシンさんの回の売れ行きが凄くて、韓国ミュージカル界奥深し…と思いました。
2回くらい席移動したらキャンセル料が結構嵩んで結果代行とそんな変わんなくない!?ていう額になったので次回から気をつけようと思った。次があったらそろそろ代行使おうかな。
 
飛行機もホテルも順調に確保して、ヨッシャあとは行くだけ!となった前日夜に問題発覚。事前に申込みしていたWi-Fiルーター、日付を間違えて申込んでいたという…。
本当馬鹿で困る。最悪当日どこかしらで借りられるだろうとは思いつつ関係各所に問い合わせたらどうにかなりました。
仕事してるとそんなことで問い合わせてくんなよとか思うこと、めちゃくちゃあるんですけど、考えを改めました。問い合わせたらどうにかなるんだな、マジで。
100%こちらが悪いのに快く対応してくださったオペレーターさんには感謝しかありません。グローバルWi-Fi、オススメです(ダイマ)。
 
当日もバタバタで朝からゴのつく害虫とバトったり、空港の搭乗ゲートで呼び出されたりしてなんだか波乱の幕開けに。
搭乗ゲートの呼び出し、何したら呼び出されるんだよとか思ってたんですが。今回はじめてオンラインチェックインして、預ける荷物もないからゲート直行したんですがそれが悪かったっぽい?
オンラインチェックイン、便利だし空港早く着かなきゃ!ていう焦りがなくなるのはいいんだけど、結局荷物預ける場合は並ぶし成田なら自動チェックイン機があるからそんな意味ないかな…という気もします。なによりまた呼び出しくらうかもしれない恐怖が勝る…。たぶん私のやり方がまずかったんだろうとは思います。次はもっとちゃんと調べよう。
 
いろいろありつつも定刻出発で11時半ごろ仁川着。12時ごろにはリムジンバスに乗り、とりあえず明洞へ。
両替と買物のためになんとなーく明洞来たけどそんなにすることもなく…。ヌーンスクエアのindibrandを覗くなどする。韓国のファストファッション、安いけどかわいくていいですよね。ユニクロみたいに死ぬほど人と被ることもないので好きです。
コスメもめちゃくちゃかわいいんだけど1人だとそんなに買う気にもなれず、東大門へ移動。
 
DDPの雰囲気がなんだかすごい好きで。なんでかわかんないですけど。
DDP、外に誰でも弾けるピアノがボーンと置いてあるんです。BSでやってる駅ピアノみたいな感じ。近代的な建物と大きな広場に鳴り響くピアノ、みたいなのがすごく琴線にふれる。日本にもこういう場所あればいいのにな〜と思います。国立新美とかどう?ピアノ置かない?
あとsmのギフトショップがあるから毎回絶対行っちゃう…。広くて結構グッズ置いてるのに混雑もしてなくて、わざわざコエックス行くほどでもって感じなら絶対ここ来た方がいいと思います。今回とかexo 全然カムバしないから全然グッズないのに、それでも行きましたからね。オタクの悲しき性。
smのギフトショップ周辺で、かわいいポーチとか普通のお土産とか売ってるのでオススメです。ここで自分用にピアス購入。かわいい。
ところで今回の旅程、文在寅大統領が訪朝する日程とだだ被りで、ニュースもそればっかりだったんですけど。DDPプラザではそれにまつわるイベントをやっていて、私は歴史の変わる瞬間に立っているのだな…と思ったりなどしました。
東大門で軽く夕食を済ませて、17時くらいにホテルへチェックイン。
18時にはブルースクエアへ。いよいよ今回の最大の目的、ミュージカル「笑う男」です。